平成28年12月17日(土)午後2時から、すいた環境連続セミナー第2回を開催しました。
参加者は60名でした。
第2回目は、「持続のための企業のチャレンジ」をテーマに、お二人の講師をお招きしました。
味の素(株)の長谷川 泰伸氏からは、今後の人口増より将来起こり得る食料不足に対し、味の素(株)がどのように取り組んでおられるかをお話いただきました。
- ・味の素が考える課題
地球持続性
食資源
健康な生活 - ・課題に対するアプローチ
ムダなく使う!
効率よく!
いっしょに! ※「味な=味の素らしい・気のきいた」「エコ=環境にやさしい」製品マーク
製品をつくる上で、材料を「ムダなく使う!」ための工夫や、ほんだしの原材料であるカツオ
の基礎調査などを行う様子などのお話がありました。
「いっしょに!」は、私たちみんなで取り組むことで、 「料理を作りすぎない」「作りすぎたら、別の料理 にアレンジして最後まで食べきる」など、家庭での 取り組みについても、提案されました。
お二人目の講師、油藤商事株式会社の青山 裕史氏のお話は、多岐にわたるものでした。
ご自身の震災復興支援としてガソリンを運んだお話や、バイオディーゼルで世界一周したお話など、話はつきることがありません。50分間があっという間に過ぎていきました。
中でも、環境に悪いガソリンスタンドを環境によいようにするにはどうしたらいいかという観点で、廃食油を使ったバイオディーゼルを中心に、エコロジーステーションとしてのシステムを構築されたお話は、興味深いものでした。うまく地域に循環させ、地元近江商人の三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)の精神を実践されていることがわかりました。
お二人のご講演後、当千里リサイクルプラザ主担研究員である、小幡範雄立命館大学政策科学部教授をコーディネーターに、パネルディスカッションを行いました。 参加者からの質問を中心に、意見交換を行い、時には笑い、時には拍手が起こる程、お二人の熱い思いを語っていただきました。
パネルディスカッションで取り上げられなかった質問について、後日お二人の講師から回答をいただきました(詳細はこちら)
≡参加者の主な感想≡
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・(味の素の)エコマーク、帰ったら見てみます。
・企業としてどの様に関わっていくのか、関わっているのかが伺えてよかった。
・講演者の青山氏のバイタリティ、人間味あふれる話に惹きつけられた。2回連続セミナーは、様々な角度から環境問題を考える上で大変参考になった。今後も是非とも参加したい。
・青山さんの講演には大変感動しました。もっとたくさんの方に聞かせて頂きたいです。自力で挑戦されている一つ一つの行動に今後が楽しみです。
・本音で講演され、有意義でした。
・食品企業として食品リサイクルに取り組むのはあたりまえと言える。味の素さんとしては取組みやすさもあるのではないか。今後も頑張って取り組んで欲しい。
・大企業と地域企業が同じテーマでの取組み方で講演され、興味深く聞きました。廃油を集めるしくみを作る苦労を聞きたかった。
・仕事、実務を行っている企業の生の声が聞けたことが非常に興味深かった。
・有名企業の内懐を興味深く聞かせていただきました。様々なバイオサイクルがうまく成立していることに感心しました。