平成29年9月2日(土)午後2時40分から午後4時まで、大阪大学人間科学研究科未来共創センター招聘教授 石蔵 文信氏をお迎えし、「今、原始力発電がおもしろい」と題して、人力で起こす電気について、その魅力や可能性についてお話をしていただきました。
石蔵先生のお話は、高齢者の健康管理から自給自足の生活まで幅広く、聞いているものを飽きさせない語り口で、あっというまの講義時間でした。
人の力で発電をする原始力発電を思い立ったのは、東北大震災が起こった時、ライフラインが全く不能になり、何かできないかと考えたことがきっかけだったそうです。
電力の確保のみならず、医師の視点から心身の健康に非常に有効であるとの考えを語られていました。
海外の発電型バイクの普及の実例を提示され、日本での可能性の高さに言及されました。
当プラザにある自転車工房と木工工房の協力を得られれば、ここを拠点に原始力発電所の普及が大
きく膨らみ、有事の発電基地の確保や地域の活性化や高齢者の若返りに大きく貢献できると話されました。
参加者は大いに笑い、とても楽しい講義となりました。