情報紙第84号
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3 都会は電車やバスなど交通機関が発達していて移動には便利ですね。でも駅から離れたところに行くとき、「自転車があったらなあ」と思うことがしばしば。どこにでも行けるタクシーも数多く走っていますが、渋滞にはまったらいつたどり着けるか時間も読めません。そこで役に立つのが自転車シェアリング。都会でどんどん広がっている自転車シェアの動きと、ぼくの経験談をご紹介します! ぼくも街の自転車シェアリングサービスを時々利用しています。東京では都内の10の自治体で共通利用ができるほか、横浜や大阪などでも設置されています。 坂道でも楽に進める電動アシスト自転車が用意され、30分100円台で利用できるほか、通勤・通学向けの月額会員や1日利用券もあります。鍵の解錠はあらかじめ用意された暗証番号や、手持ちの交通系ICカードも使えるので便利です。 デメリットを挙げるなら、自転車のバッテリーを自分で充電できないので(係員が1台ずつチェックして自転車ごと交換しているみたい…)、乗る前に充電量を確かめなければならないところでしょうか。あと料金体系が少し複雑なのと、置き場所(ポート)ももっと分かりやすかったらいいのになあ…とも感じました。 自転車は運動にもなってカロリー消費できるし、環境にもやさしい便利な乗りものですね。吹田市をはじめ、自転車シェアのネットワークがどんどん広まってほしいです。 かつてのレンタサイクルは観光地にあるのが基本で、散策に使われるのが主な利用法でした。 しかし近年では駅の駐輪場で通勤・通学の足として自転車を貸し出すサービスが普及してきました。そして現在では先行するカーシェアリングの自転車版として、街の各所に時間貸しの自転車が用意され、好きな時間だけ自転車に乗れるようになりました。 海外でも自転車シェアの動きは盛んで、例えばロサンゼルスでは地下鉄の運営事業者が駅や周辺に時間貸し自転車とその置き場を設け、乗ってもらうだけでなく消費カロリーや地球温暖化防止のデータまで提供するサービスをやっているそうです。 シェア用の電動自転車 参考:日本航空JALカード会員誌「アゴラ」「World Scope『自転車がクール』」 ドコモ・バイクシェア「コミュニティサイクルポートマップ」 鍵の解錠はICカードで簡単に 広がる自転車シェアリング 街ナカ自転車シェア使ってます エコに恋して
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