お正月を飾る 切った残りの部分は炊き込み ご飯などに利用して無駄なく使 いましょう! 柚子カップ また、難を転ずる「南天」や 縁起が良い神聖な木といわれる 杉葉などを添えると完璧です! 本来なら、毎年新しい飾りで、それをとんど焼きで燃やして年神様を見送るという行事ですが、今はエコの時代。飾りの使いまわしや簡略化も許されるのではないかと思います。年神様に感謝する心は忘れずに。それでは皆様、よいお年をお迎えください! ねじり梅 花れんこん かまぼこのうさぎ お正月といえば、 門松にしめ縄、鏡もちと いろいろな飾りを準備しますね。 これってどんな意味があるのでしょう? 最近は布や陶器で作られた鏡もちもあります。おもちが苦手な人にはいいかもしれませんね。 (写真はくるくるプラザの布工房で作製された鏡もち) 参考:「日本のしきたりがまるごとわかる本 令和版」 新谷尚紀 監修 晋遊舎/「大人かわいい飾り切り」 ほりえさちこ 著 主婦の友社 「もののはじまりシリーズ⑦お年玉のはじまり いろいろな風俗・習慣」奈良本辰也 監修 高野澄 文 倉橋達治 絵 ポプラ社 ここを切る ① 花形で抜く ※切り取ってポチ袋を作ってね ② 5ミリ深さの 切り込み 穴と穴の間を 切り落とす ③ 斜めにそぐ ① ここまで切る ② 中に入れ込む ごま 7 門松は 年神様が家に入っていただくための目印となるもの。常緑樹の松は生命力の象徴で、神様を「待つ」という意味もあるのです。だから松だけでも飾りたいですね! 鏡もちは 家にお迎えした 年神様の居場所となる大事な飾 りです。大小二つのおもちを重 ねてお供えします。おもちは古 来より神様の霊力が備わる神聖 な食べ物とされ、これを配った のがお年玉のはじまりといわれています。 しめ飾りは 清浄な場所であることを示す飾り。年神様をお迎えするのですから、それなりに、お掃除してから飾りましょう。 おせちは 年神様にお供えするための料理です。特別に豪華な食材でなくても、お正月らしさが演出できる飾り切りをご紹介します。
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